お金がない人の馬券の買い方

前にも書いた馬券の種類(http://d.hatena.ne.jp/setupper0death/20071031#p1)についてです。
前に書いたのはメモ書き程度なので、見ても分かりづらかったと思います。
なので、もうちょっと整理して書きます。
 

複勝が一番効率いい

僕はよく複勝を買います。それはなぜか。
僕は馬券の種類を「当てる馬券」と「当たったら儲かる馬券」に分けて捉えています。
当てる馬券はリスクが少ないけど、儲けは少ない馬券。
複勝、ワイド、3連複がこれに該当。
儲かる馬券はなかなか当たらないけど、当たればデカい馬券。
単勝馬単3連単が該当。
枠連馬連はちょっと特殊なので例外)
基本は当てる馬券を買う。自信のあるとき、外れてもいいときだけ儲かる馬券を買う。こんな感じです。
 
当てる馬券の中でも、なぜ複勝なのか。
理由は、コストパフォーマンスがいいからです。
まず、確実に当てるために最低限必要なコストを考えてみます。
複勝:1点
ワイド:3点(3頭ボックス)
3連複:4点(4頭ボックス)
となります。あたりやすさは当然、複勝>ワイド>3連複です。
次に当たったときの配当を考えます。
これはどうあがいても3連複>ワイド>複勝です。
では、当たりやすさと配当を掛け算してみるとどうでしょう。
(投資額と回収額の割合で考えても実質的にはほぼ同じです)
感覚的なものなので、絶対ではないのですが、
複勝≧ワイド>>3連複
だと感じています。
 
なぜ3連複はダメなのか。
理由は、当たりにくい割に配当が低い(場合によっては馬単のほうが高いことすらある)
また、当てにいく時はコストがかかりすぎる(軸1頭や総流しをする場合)
つまり、「買った割には儲からない」んです。
なので、3連複でうまく回収するのはかなり至難の技です。
 
ワイドと複勝の回収率は、個人的には同じくらいだと思っています。
この2つの違いは、「賭けられる金額の大きさ」にあります。
ワイドで100円ずつ流すとしたら、複勝はその300円を1点に集中することができます。
結果、払い戻し額は大差ありません。
当たる率は複勝のほうが高いわけですから、必然的に回収率も複勝のほうが高くなります。
 
以上、僕が複勝を軸に買う理由でした。
もうひとつのでかい理由、「予想が楽だから」っていうのは特に書くことがないのでおいておきます(笑)
 

3連単をオイシイ馬券に昇華させる

ではここからは「儲けに行く馬券」の話です。
3連単の魅力はやはりリターンの大きさにあります。当たれば万馬券必至ですからね。
実際、俺が今年獲った万馬券5本のうち4本が3連単です。
しかし3連単は必然的に点数が増える、リスクの高い馬券です。
買い方を知らないとただ点数が増え、的中率は当然低いですから、回収率も悪くなります。
そこで僕の今年のテーマができました。
「いかに効率よく3連単を獲るか?」
実際金がないのが最たる理由でしたが、効率的に獲れることに越したことはないですからね。
夏から秋にかけて試行錯誤繰り返しましたが、ようやくフォームが固まりつつある感じです。
だからこうやってダラダラ書いてるわけですが。。笑
 
よく雑誌や予想家がやるのはマルチ買いですね。
点数が24〜90くらいがポピュラーでしょうか。
でもそれで獲れてるレースは月1〜2本くらいでしょう。調子よくて3,4本。
そんなんで「ウン十万馬券獲りました!」とか言われても……ねえ。
それ以上に金使ってんだろ? としか思えないわけであります。
実際に俺が3連単万馬券を獲ったときの点数は、
・12点(1着固定の2,3着4頭ボックス)
・12点(◎○−◎○▲△−◎○▲△のオーソドックスなフォーメーション)
・4点(◎○−◎▲−○△の変則フォーメーション)
・4点(◎○−◎○−▲△の俺的基本フォーメーション)
です。これなら一発当たれば当分安泰でしょ?
実際的中率はそこまで高くないですが、点数抑えてある分回収率は高いと思います。
 
実際なんでそこまで点数を絞れるのか。
俺なりのコツをまとめてみました。
基本は、4頭ピックアップして◎○の1,2着固定です。
これなら4点で済むので、遊びでも買えます。
変則的なフォーメーションとしては、◎○の2,3着固定もたまに使います。
1,3着固定はわからないからしません。ラデさんに聞いてください(笑)
また、1,2(2,3)着固定のいいところは、相手を増やしても2点ずつしか増えないことですね。
俺は点数が増えるのを極端に嫌うので、4点までしか買いませんが、6点8点くらいなら許容範囲じゃないでしょうか。
このフォーメーションで注意すべきは、自信のあるレース以外は手を出しても当たらないことです。
自信ないときは人気薄の複勝でも買って遊ぶことをおすすめします。
 
3連単の俺流基本フォーメーションをまとめると、
◎○−◎○−▲△(4点)
▲△−◎○−◎○(4点)
◎−○▲△−○▲△(6点)
といった感じになります。
これ以上になると、先述の「ワイドと複勝の関係」と同じ理由で、他の馬券につぎこんだほうが儲かる可能性が出てくるんですよね。
実際俺が「1レース1000円以内縛り」を実行しているのも関係していますが。。
 
3連単で点数を絞ると出てくる大幅なメリットがあります。
押さえの馬券を買う資金ができることです。
絞らなくてもできますが、万が一外れたときのリスクを軽減できるのは実は大きいです。
(実際府中開催で痛い目見たし……)
ここで俺がよく使うのが馬連ボックス(または流し)です。
印つけた馬が4頭までならボックス、5頭以上いる場合は流します。
単複で押さえないのは、単に回収額の問題です。
3連単を買う=儲けに行っているのだから、買う時点で外れるリスクも覚悟すべきだと考えます。
そのリスクをなるべく抑えたいので、こういう結論にいたりました。
 

まとめ

【まずはレースごとに使ってもいい投資額を決めておくこと!】
- 決めておかないとあとでお財布の中身がスッカラカンになることもザラですからね。
 
複勝
・基本はこの馬券だけでok
・人気馬狙っても仕方ないので、そういう場合は他の買うか諦めましょう。
・勝負するなら、単勝1:複勝2以上の割合が理想。
・役割は単勝の押さえ、そして当てること。
 
3連単
・儲けに行く馬券。リスクは覚悟しなければならないが、軽減することはできる。
・6点以内に抑えるのが理想。それ以上広げなきゃ当たらないレースは手を出さないか馬単勝負。
 
馬連
3連単の押さえ。基本ボックス。点数多くなる場合は本命から流し。
馬連で勝負する場合は200円賭けが基本。そうすると馬単との差異を埋められる。
・↑が先述の例外の理由。当てにいくのにあたりづらく、配当も低くない微妙な位置。
 
馬単
3連単が発売していないレースの勝負馬券。2着付けに妙味。
・2着付け3点+単勝200円で万が一差しすぎたりしても元が獲れる。俺の好きな買い方。
・↑だと500円しかかからないしね。資金に余裕がある場合はパラパラとどうぞw
 
単勝
・実は押さえるための馬券。
複勝を買うとき、「当たれば元が獲れる」人気薄を拾っておく馬券。
・また、馬単2着付けで差しすぎても当たるように買っておく馬券。
・配当にばらつきがあるので難しいが、当たると嬉しい馬券w
 
【ワイド】
・基本いらない。
・ただ、馬連1点勝負の押さえには使える。
 
3連複
3連複で当たるなら3連単獲れるべ!
・当たらないし当たっても配当おいしくないし、個人的にはまったく買わない馬券。