実際に諭吉を払い戻すためのオッズの使い方(概論)

最近ずっと考えていたことがまとまったので、文章にしてみます。
競馬をやるにあたって、やるべきことがふたつあります。
それは、「予想を立てること」と「実際に馬券を買う」ことです。
レースとギャンブルは別物ってことですね。
で、今回は買い方についてのお話です。予想の話はまたの機会に。
 
前提として、1レースの投資上限が1000円くらいにしています。
思い返しても、実際13点以上買って当たった記憶がないのでこうしています。
(僕は1点100円が基本なので、それ以上使っていい思いをしたためしがないってことですね)
実際掛け金を増やせる人はこの話を倍、倍々にしていくと丁度いいかも。
言い換えれば「野口を諭吉にする」とでも言いましょうか。おおう、なんかかっこいいぞ。
 
もうひとつ、大原則として「掛け金を固定する」という考え方があります。
日によって掛け金を変えると、長い目で見ると負け込むことが多いためです。
僕は基本100円単位で賭ける人間なので、そのつもりでお願いします。
実際掛け金を増やせる人は(ry)
 
では始めましょう。
まず、馬券別に当てられるであろう配当と必要な資金を考えて見ます。

単勝 10倍×1000円、または20倍×500円
複勝 10倍×1000円
ワイド 人気薄から1〜3番人気に300円or超人気薄から1〜5番人気に200円
枠連馬連馬単 30倍台を300円3点、50倍台を200円5点、万馬券4頭or5頭ボックス
3連複 50倍を200円6点、万馬券12点
3連単 万馬券12点まで

こうなりました。
これを予想と照らし合わせて買うのが理想です。
 
もうちょっと詳しく見ていきましょう。
単勝10倍、20倍は比較的当てやすいと思うので効率的です。
そして単勝だけ買うことは少ないです(複勝とセットで買うことが多いため)
なので実際は15〜16倍くらいでも500円くらい賭ければ諭吉に届くことが多いです。
当てやすさもあるし、複勝が保険になるので、15倍前後なら単複500円が理想的な買い方になるでしょう。
 
複勝は勝負馬券に適しているのでしょうか?
結論から言うと、適していません。
10倍を当てるのは(一般的には)かなり非効率的です。
それ以上を狙うのはさらに非効率的です(実際僕は20倍を2本当ててますが、これは偶然でしょう)
そしてそんな非効率的な人気薄に1000円突っ込める勇気があるか? って話です。
そんな人気薄なら他の人気馬で勝負したほうがはるかに効率的でしょう。
なので、複勝はあくまで人気薄で遊ぶ馬券だと認識しています。
100円かけて負けたレースの元を取るとか、そういう考え方でいいと思います。
 
もうひとつ、複勝のことを考えていたときに気づいたことがあります。
それが人気馬の複勝率。
1〜3番人気で7割以上、5番人気まで広げれば9割近いはずです。
なので、人気薄の複勝に300円突っ込むなら、1〜3番人気のワイドに突っ込んだほうが儲かるんじゃないか? と思ったのです。
実際複勝4桁いくような馬なら、ワイドなら50〜80倍くらいつくはずです。
なので、300円か500円使える余裕があるなら人気馬とのワイドを買ってみるのがかなり有効に思えます。
ただしこれはあくまで遊びないし応援馬券の話です。複勝の項で説明したとおり、勝負には適していません。
 
枠連の話はしません。配当メンで諭吉を狙うには非効率です。
当たったらラッキーな馬券だと考えているため自身があまり買わないせいもあります。
 
馬連馬単3連複3連単は軸が人気馬(単勝10倍以下)のときに買います。
この中で一番効率的なのは馬連なんじゃないかな、と僕は考えています。
2頭3頭選ぶ馬券のなかで一番的中率が高いのは馬連です(レースによっては3連複のほうが狙いやすい場合もあるけど)
馬連最大の利点は豊富な買い方。そして配当にあわせて掛け金を変えやすいところです。
軸1頭から流し、3〜5頭のボックスは予想にあわせやすく効率的です。
オッズとの照らし合わせも楽でしょう。
また、僕が20倍くらいを狙わないのは、点数の関係上です。
20倍に500円だったら1レースで2点しか買えないし、その点数で馬連を当てる自信がありません。
(基本的に、馬連以上の馬券は総流しが理想だと考えている部分もあります。金がないので自分はやりませんけど)
 
馬単は一時期買ってましたが、長い目で見るとかなり非効率的なことに気づきました。
それは予想と馬単の買い方の関係にあります。
馬単が活躍できそうな予想は、
単勝勝負の馬が負ける可能性を探したときの2着付け
・絶対的自信があるときの1着固定
しかありません。
絶対的な自信がある馬は基本的に配当も低いです。なので、諭吉を狙うにはそのレースを買うこと自体が適していません。
単勝勝負の馬の2着付けも、基本的には軸が人気馬です。むしろ2着に負けたほうが儲かる可能性が高くなります。
また、ウラを買うなら馬連で賭け金倍にしたほうがいいです(人気馬が勝つ確率が高いため)
ボックスで買うのもウラを買うのと一緒なので、馬連のほうがいいです。
以上の理由で、僕は馬単で勝負かけるのはやめました。
 
3連複はちょっと特殊です。
当てやすい順に、
軸1頭>a-bc-bcXフォーメーション>軸2頭
ですが、僕は軸2頭は買う必要がないと判断しています。
3連単のab-ab-xフォーメーションのほうが回収率高くなると思います(abが2,3着の場合もあり)
軸2頭で買うときは、馬連でどうしてもつかない時だけです。
そして基本的にそんなに自信のある予想ができないので、僕は買いません。
軸1頭の5頭ボックスまで相手を絞れて、かつ配当がつくようならこれでいいでしょう。
a-bc-bcxフォーメーションは3連複の基本的なフォーメーションです。
3連複主体で儲けている人はこの買い方の人が多いです。
そしてもう一つの特徴は、3連複以外買わない人が多いことです。
実際、(当てられるなら)馬券の種類別でみたとき、的中率と配当の関係がいいのは3連複のようです。
でも、この買い方だと、他の買い方はできないし、競馬見ててもあんま面白くない気がするんですよね……。
実際僕は3連複との相性は悪いので、あまり手は出しません。
 
3連単は基本「x頭→x+y頭→x+y+z頭」という買い方をする馬券なので、資金が必要です。
資金があればいい馬券ですが、資金がないと手を出してはいけない馬券です。
大前提の掛け金固定を崩しかねないので、ここでは無視したい馬券です。
大穴を狙うにはこれしかないんですけどね。狙わないので。
一応、12点までで買えるフォーメーションの基本形を書いておきます。
これで万馬券を狙えれば、買うのも手です。
・a→b→12点まで流し(よほど自信のあるときだけ)
・a→bcd→bcdxy(1頭固定の基本形)
・a→bcde→bcde(1頭固定の4頭ボックス。軸に自信があり点数が絞れた場合はこれ)
・ab→ab→6点まで流し(2頭軸。実際僕が獲った馬券はこれが一番多いです)
・ab→abc→bcxy(2→3→4というもっとも一般的な形。点数絞れる場合はこれ)
・abc→abc→abcx(変則3頭軸。実際当たりにくいと思う)

 
 
では今日のまとめです。

「野口を諭吉にする効率的な買い方」
まず、買いたい馬の単勝オッズを見る(できれば締切5分前が理想)
○買いたい馬が単勝1倍台なら静観
○買いたい馬が単勝一桁前半なら、3連複5頭ボックスの資金分配or3連単フォーメーション
○買いたい馬が単勝10倍前後なら、馬連の資金分配
○買いたい馬が単勝15倍前後なら、単+複500円
○買いたい馬が複勝10倍以上ならワイドの資金分配
○買いたい馬が複勝20倍以上なら、複勝500円

 
いかがでしょうか?
馬券に対する考え方として、僕の中でほぼ最終形です。
酔った勢いで書いているので、改良の余地があるかもしれません。
馬券ジャンキー(笑)の皆さんの意見を聞きたいので、お願いします。