あさき1stアルバム「神曲」

全体
ビジュアル系のインディーズのバンドが出したCDみたいな印象。
ロック中心にバラードもありで静かな曲を間に挟むあたりがまさにそんな感じ。
並べ方うまいなーと思う。最後にハイテンポでポジティブな曲持ってくるあたりとか。
クオリティは抜群。特に新曲群がすごい。
子供が聴いたら泣きそうな曲ばかり。
あさきの曲が好きな人は持ってないとダメレベル。
別に好きじゃない人が聴いたらこんなもんか、って感じかもしれない。
僕はあさき大好きっ子なので飽きるまで延々と聴く予定。
でもやっぱり歌詞カードないと楽しさ半減かも。特にロングにした曲たちが。
 
1.蛹
 ベストに入ってたロングをもうちょいアレンジ。
 イントロのギターソロにびびる。
 全体に言えることだけどヴァイオリンが特に引き立っている。
 若干メロディー他変わってるとこ多々。
「空へと落ちていく」の後が無音になっている。
 
2.蛍
 新曲。ミディアムナンバー。
 結構色が濃い音を使っているけどその割には聴きやすい。
 欲を言えば最後もうちょっと欲しかったかも。
 
3.幸せを謳う詩
 ヴァイオリンがいい。
 構成的には引き伸ばしているんだけどそんな感じがしないのがあさきの素晴らしいところ。
 7分ちょいある。
 今回短い曲はないが、その中でも長い。
 
4.この子の七つのお祝いに
 鳥肌立った。すごい。
 歌詞、声の入り方、構成全てが神がかっている。
 曲の最後に近づくにつれだんだん震えてきた。
 
5.予後の音
 新曲。スローテンポ。
 ピアノの音が大きい。
 ディルみたいな歌い方になってるけどこれはこれでよし。
 
6.月光蝶
 前奏消えたおかげでハイテンポなロックに。
 それに伴いゲームサイズに近い印象になった。
 それ以外の構成はほとんど変化なし。
 
7.赤い鈴
 バイオリンが強調されてより感動できるメロディに。
 
8.雫
 月光蝶に似た作り方。
 でもこっちのほうが断然好き。
 月光蝶より泣ける。
 元の良さが凄くよく生きてる。
 追加された歌詞も凄くいい。
「幸せを数えたら 指が足りなくなった」
 でぐっときた。
 
9.神曲
 目玉曲。
 とち狂ってる。
 
10.空澄みの鵯と
 シングルカットしてもいいんじゃないの? と思うくらいの良曲。
 月光蝶以上にポジティブなメロディと普通にうまいあさきの歌が印象的。
 Raphaelの曲みたいな感じかな? 
 
まだ流して聴いただけだから結構適当だけどこんな感じ。